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心臓の働きが弱い時に利用する薬の種類

心臓は全身に血液を送るための重要な臓器で、止まった状態が一定期間続けば死となるでしょう。
加齢に伴って動きに変化が出てくることはあるものの、その他の病気によっても動きが弱まったり正常に動かないなどの状態になります。
血液が全身に行き渡りにくくなれば色々な体調不良にもつながります。
薬を用いて心臓の働きを改善することがあり、症状に応じて適切な薬が処方されます。
まずあるのが強心薬と呼ばれるタイプで、心筋の収縮力を増強して動きを助けようとします。
心筋の収縮作用をもたらす成分が減ると弱くなりますが、その成分を心臓内に維持することで心臓の働きを助ける効果があります。
それ以外の薬として血管拡張薬があります。
何らかの事情で血管に血液が通りにくくなっていると心臓を強く動かさないと血液が送られなくなります。
そこで末梢血管の抵抗を下げる成分を得ることで心臓の負担を減らします。
心臓の負担は減るものの、低血圧になることもあるので注意して使う必要があります。

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